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東大野球部のエース「宮台康平」選手の実力はどれほどか?

最高学府であり、6大学に属する東京大学のエース宮台康平選手がドラフト候補として注目されています。東大で勉学に励みながら、最速150kmを投げる宮台選手の実力はいかほどなのでしょうか。調べてみました。

宮台康平の経歴

神奈川県横浜市に生まれます。小学校3年生から野球をはじめ、地元の戸塚ホークスに入団します。戸塚ホークスは強豪ひしめく横浜のなかでは強豪と言える部類のチームではありませんが、コンスタントに勝つようなチームです。そこでピッチャーとして活躍しはじめます。

中学校時代はシニアではなく、戸塚中学に進学し軟式野球部に所属します。軟式出身の選手は多くありませんが、こちらも強豪ではなかったため、黙々と投球を重ねていました。

その後、湘南高校に進学し、頭角をあらわしはじめます。高校2年のときには神奈川選抜にも選ばれスリランカ遠征を経験します。神奈川県は最激戦区の野球最強県の1つですが、同じ選抜では、横浜高校や慶應義塾、日大藤沢、横浜商業といった名門校の所属選手と肩を並べていたので高校時代から注目をあびていました。特に左の好投手は同じ世代であまり多くなかったこともあり、120km台であったにもかかわらず三振を奪い続けていました。

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高校三年時には甲子園の神奈川県予選でベスト8になります。湘南高校は強豪でない公立なので神奈川では立派な成績といえます。ちなみに負けた相手は、原監督や菅野投手でおなじみの東海大相模です。打者のレベルが違いすぎるためこの敗退はしょうがない結果でした。

 

宮台選手は湘南の3番打者でもあり、高校通算10本塁打を放ち打者としても神奈川強豪校でレギュラーをはれる実力がありました。

高校三年生時には130km中盤の速球を投げられるようになり、奪三振率もあがっていました。

東京大学野球部での活躍

宮台投手は東京大学文科Ⅰ類に合格します。近年は文1の難易度が法学部離れの影響で下がっているものの日本最高峰の学部に変わりありません。湘南高校は東京大学に10名弱合格する学校で、栄光学園、聖光学園、浅野の私立御三家の次のグループで、横浜翠巒といった公立と並び神奈川の進学校です。宮台投手はE判定から東京大学文科1類に進学し、進振で法学部へ進学しました。

野球部として1年秋から活躍しはじめます。2年次には140km中盤の速球が投げられるようになり、順調に野球選手を開花させはじめます。

特に2年次は腕がかなり振れているため、見た目以上に打者は速球に感じたと思います。テイクバックが小さいためタイミングもややとりにくく、想像以上の球がとんできます。178cmしか身長はありませんが、角度があり、力強い投球が持ち味です。

2年次は早稲田大学の強力打線を相手に4回無失点の快投

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をし、6大学の中でも東京大学だからではなく、優れたピッチャーだから注目されるようになります。

法政大学戦では6回2失点で、6安打打たれたもののなんとかおさえきり、勝ち投手となりました。このときはリリーフ陣もよくがんばり、東大の団結力を高める結果となりました。

さらには日米野球の大学選抜に選出され、世の中に名をとどろかせることになります。結果として負け投手になりましたが、3回1失点で素晴らしいピッチングだったといえます。一方、このころ左肩の痛みがかなりきているのではないかと推測される仕草が見られたので苦しいのではなかったのかと思います。日米大学野球に東大から選出されるのはNHKアナウンサーの大越健介さん以来でその意味でも注目を集めました。大越さんがそれほどすごい投手だったとはそのときまで知りませんでした。

東京大学の野球部は名門校出身者で構成されており、灘、開成、筑駒、東大寺、栄光学園、筑波大付属といった模試の上位で見る高校ばかりのため野球エリートはほとんどいません。その中で宮台選手は周りと協力するより黙々と自分のなかですべきことをこなして、力をつけてきました。これまで強豪チームにおらず自分に頼るしかなかったため、力の伸ばし方をよく心得ている選手だと言えます。

宮台選手のおかげで東大の選手たちも奮起する結果となり、力をつけた選手も増えてきています。1人スターがいるだけで周りの選手の気持ちも変わるいい例だと思います。

東京六大学ではこれまで4勝6敗ではあるものの、防御率が2.45とかなり高い水準です。球速も150kmまで伸ばしてきており、あと2~3kmはのばせそうです。

東京大学出身の野球選手は何人いるのか?

東京大学出身のプロ野球選手はこれまで5人います。新治氏、井手氏、コロンビア大学MBAももつ、小林至氏、遠藤良平氏(現在は日本ハムのフロントとして活躍)、松家卓弘氏と全員投手です。小林至氏はソフトバンクホークス球団のフロントとしても活躍し野球界で成功した東大出身の選手一号だと思います。杉内投手に対して、失礼な発言をしたことがありましたが。

近年では、重信拓哉(鶴丸高校=>東京大学=>明治安田生命)と社会人で活躍する投手も排出しています。重信投手は高校時代から鹿児島実業や樟南高校といった強豪校のエースに劣らぬ活躍を見せており、左の本格派として活躍しました。東大卒業時や明治安田生命の都市対抗での活躍からドラフトで指名されると言われていましたが、今にいたるまで指名されてはいません。

宮台投手のドラフトの可能性

宮台投手はほぼ100%ドラフトで指名されるでしょう。理由としては、

1. 左で150km投げる投手が不足している

2. 東京大学卒業のため引退後もフロントで活躍が見込める

3. 粘り強いピッチングができる

ことが挙げられます。

一方、スタミナや、変化球、体の完成度、左肩痛に問題を抱えており、1位指名には至らないと思います。打席に立っていないのでわかりませんが、踏み込みがやや弱く、コントロールが良い投手ではないので、一年目から活躍が厳しいのではと思います。基礎をもっと固めることができれば大化けするかもしれません。

京都大学卒業で、千葉ロッテマリーンズで投手をつとめる田中英祐と比べられることがありますが、宮台投手の方がポテンシャルも高いです。これまでの東京大学の投手と比べても実力は群を抜いており、法政や立教ではエースとなれる実力です。東大という色眼鏡がなくても十分に活躍できます。

宮台投手の今後

宮台投手は東京大学法学部ですので、東大ロースクールに進学する可能性もあります。しかし、東大野球部初日に5球団があいさつにきており上位指名をにおわせていました。よって指名漏れする可能性は低く、また本人もドラフトに意欲を燃やしているため、社会人野球に進む可能性もあります。

ヤクルトあたりが2位で指名してくるので、他の球団は3位候補としてあがってくるでしょう。清宮幸太郎と同じ年のドラフトなので楽しみな点が非常に多いです。